2020年11月14日土曜日

JELADO 301XX、WAREHOUSE DEAD STOCK BLUE 1000XXをヴィンテージと比較してみる (その2 JELADO 301XX)

  前回は、最近発売されたヴィンテージ再現系のレプリカジーンズをジェラード 301XXとウエアハウス 1000XX(dead stock blue)について、ヴィンテージリーバイスとの比較という観点から、概観しましたが、今回は、ジェラード 301XXについて、シルエットと生地の2点をもう少し深く見ていきたいと思います。ちなみにディテールについては、ホームページ(ジェラード 301XX)で取り上げていますので、そちらをご覧いただければと思います。

1 生地の比較

 生地の比較は、1953~4年頃の製造と思われるレザーパッチのリーバイス 504ZXXと、1955年頃の製造と思われるリーバイスLEVI'S 504ZXXとを比較対象として見ていきます。Jジェラード 301XXとヴィンテージの2本はいずれも糊を落としていない状態です。なお、色味、色落ち、質感といった要素は、ある程度履き込んでからでないときちんと判断できないことを承知の上での検証です。


 JELADO 301XXとヴィンテージリーバイス2本を並べてみた写真です。写真で見ても分かるとおり、ヴィンテージリーバイス2本の間でも色の差があって、レザーパッチの方が色が深くて青みが強く、紙パッチの方はより色が乾いた感じになっています。

 色味については、JELADO 301XXは、比較したヴィンテージリーバイスと比べると赤みが強いという点で異なっています。しかし、ヴィンテージ感に乏しいという訳ではなく、ほんの少し穿き込んだギャラ無しのXXやBIG Eに見られるよなう色合いに近いと思われ、むしろレプリカらしさに乏しいかな?という印象を受けました。
 また、色の深みは、あまり強くは感じません。ただ、レプリカの中には、いたずらに色を濃くした結果、履き込んだ後の色合いにも影響して、いかにもレプリカの色になってしまうものもままあります。JELADO 301XXについては、そういった心配は要らないかもしれません。

 スラブ感については、極端なザラつきではなく、実際のヴィンテージのスラブ感に近いといってよいと思います。ただ、この点は、見た目は淡白に映るので、多くのレプリカのファンには物足く感じられるように思います。ネップは、生地表面からも裏面からも散見されますが、ネップ感を強調するということもありません。

 生地の質感については、スラブ感があまり強くないことに窺われるように、織りを甘くしたような様子はありません。また、公式の情報では、JELADO 301XXでは経糸に超長綿を使用しているとのことですが、これは生地の触感・しなやかさに現れており、糊付きの状態でも固い印象は受けません。質感については、ヴィンテージに非常に近い印象を受け、感心しました。生地の質感は、実際のヴィンテージ感を出すために重要だと思いますが、糊を落として穿き込んでどうなるのか楽しみです。

2 シルエットの比較

 次に、JELADO 301XXのシルエットをヴィンテージリーバイスと比較してみます。

左がレザーパッチのリーバイス504ZXX、右がジェラード 301XX

上がリーバイス504ZXX、下がジェラード301XX

【腿の部分】上がリーバイス504ZXX、下がジェラード301XX

【裾の部分】上がリーバイス504ZXX、下がジェラード301XX

 リーバイス504ZXXは股の部分からカーブを描いて細くなり、その後裾に向かって真っ直ぐに落ちていくのですが、ジェラード301XXは股の部分からもも裾に向かって緩やかにテーパードしていき、裾幅はほぼ同じになっており、独特なシルエットになっています。ももの部分が太く感じられるようになっているのが特徴的です。


 また、股上の深さもヴィンテージリーバイスとはかなり異なっています。上の写真は、後ろのシームで合わせて両者を対称的に並べた写真ですが、ウエストベルト1本分、ジェラード301XXが股上が深くなっています。実際に穿いてみると、リーバイス501よりも701に近いという印象を受けます。かなり大きな差になるので、好みが分かれるところであると思います。


 最後に、シルエットそのものではないのですが、バックポケットの付き方もかなり違います。上の写真左のリーバイス504ZXXはバックポケットはバックヨークにほぼ平行に付いているのですが、写真右のジェラード301XXはバックポケットとバックヨークとの間にかなり角度があります。これは、なぜか左ポケットのみで、右ポケットはさほど角度が付いていません。また、ポケット自体も右上がやや尖ったような形になっています。

3 まとめ

 実は、このブログを書いている今、ジェラード301XXを穿いてから約2週間程度経過したところですので、その感想も踏まえてまとめていきたいと思います。
 まず、生地については、レプリカジーンズを好む人にはスラブ感などで物足りないと受け取られるかもしれません。しかし、ヴィンテージを再現したという触れ込みのとおりのもので、スラブ感、色、生地の柔らかさ、ハリ、コシなど、いずれも好印象です。肌に触れたときの着心地は、ビンテージのそれにとても近く感じられます。
 次に、シルエットについては、リーバイス501を再現したジーンズを穿いているという感じは乏しいです。1950年代のファッションを意識しているものだと思いますが、股上が深い点や、一般的なストレートジーンズではなくチノパンのように裾に向かって緩やかにテーパードするシルエットなど、好みが分かれるように思います。
 ヴィンテージデニムが好きな私からしても、もう少し穿いていき、生地がどういった表情を見せてくれるのか楽しみになっています。より色落ちが進んだときには、改めてブログにまとめたいと思います。

2020年10月31日土曜日

JELADO 301XX、WAREHOUSE DEAD STOCK BLUE 1000XXをヴィンテージと比較してみる (その1)

1 はじめに 



 2020年の秋に入って、ジェラードから新開発の生地"LAST RESORT"を使用した301XXが、ウエアハウスから新開発の生地"DEAD STOCK BLUE"を使用した1000XXが発売されました。

 ジェラード"LAST RESORT"は、デッドストックのリーバイスXXをの生地を分析してその結果を忠実に再現すべく製作されたとされています(ただし、メーカー公式のYOU TUBE動画では染めに関してはアレンジされていると説明されています。)。また、ウエアハウスは、元々ヴィンテージの再現をブランドコンセプトにしていますが、"DEAD STOCK BLUE"は、デッドストック状態での経年による酸化を再現すべく新たに開発した生地と説明されています。
 私自身は、これまで「ヴィンテージの再現」を謳って発売された日本のレプリカジーンズをいくつか購入して試したことがあるのですが、色落ちの印象はヴィンテージデニムに近いものが多いと思う反面、(1)色味と色の深さ、(2)スラブ感、(3)生地の質感、触感、着心地といった点で、ヴィンテージとは異なる方向性を持って作られているという印象を受けており、これらのレプリカはヴィンテージとは似て非なるものと捉えてきていました。また、そもそも日本のデニムが独自の評価を固めている中で、ヴィンテージを目指すことに意味があるのか?とも考えています。
 しかし、ここに来て上記のようなヴィンテージ志向の新商品が出たこともあり、また、新型コロナウイルスの流行で衣類の洗濯をまめにしなければならない中でヴィンテージデニムを気軽に着られないということもあり、久しぶりにヴィンテージ志向のレプリカデニムを試してみようかという気分になってきました。

 今回のブログでは、ジェラード301XXとウエアハウスの新1000XXをオリジナルヴィンテージと比較し、ヴィンテージの再現という点で日本のデニムがどこまで進化しているのか、私なりに見ていきたいと思います。

 今回の比較対象には、レザーパッチのリーバイス504ZXXとギャラ入り紙パッチのリーバイス504ZXXを用いました。前者は1953~54年辺り、後者は1955年ころの製造でないかと思われます。ジェラード301XXはおそらくこの辺りの時期をターゲットにしたものである一方、ウエアハウス1000XXはいわゆる1946年モデルをターゲットにしているのですが、残念ながら同時期のリーバイスのデッドストックは所有していないので、やむを得ないところです。ただし、色の濃い状態のでほぼ同時期の503BXXは所有しているので、ウエアハウス1000XXの糊を落としたときには、改めて比較してみようかと思います。

2 概観


 ヴィンテージ2本、レプリカ2本を並べてみた写真、表記サイズは、リーバイス504ZXXがいずれもW27・L34、ジェラード301XXがW28(レングス表記なし)、ウエアハウス1000XXがW28・L32です。



 次は、生地を比較した写真になります。今回はおまけとして、ヴィンテージ再現系のレプリカとしては定評のあるフリーホイーラーズ601XX(1947年モデル)の旧生地・新生地も並べています。いずれもまだ糊の付いた状態のものです。

 写真だとどうしても細かいニュアンスが出ないのですが、色味に関しては、ジェラード301XX、ウエアハウス1000XXのいずれもヴィンテージリーバイスに近い色合いが出せており、特にウエアハウス1000XXは、デッドストックの色味を再現に力を注いだのか、かなり近い色合いと言えます。あえて言えば、(1)ヴィンテージリーバイスと比べてジェラード301XXはやや赤みが強く、ウエアハウス1000XXもジェラード301XXほどではないが若干赤みが強い、(2)ヴィンテージリーバイスは少し乾いたような色合いであるがレプリカの2本はそれとは異なる、といった違いは挙げられます。しかし、個体差レベルと言ってもよいほどの差です。

 他方、写真では分からないことですが、生地の質感については、ウエアハウス1000XXは、ヴィンテージリーバイスと明らかに異なっていて、いかにもレプリカの生地だなという印象を強く受けました。一方で、ジェラード301XXの生地の質感は、ヴィンテージリーバイスと比べても、あまり違いを感じませんでした。

 ざっと見ていくと以上のとおりなのですが、次回から、ジェラード301XXとウエアハウス1000XXのそれぞれについて、もう少し深く比較していきたいと思います。

2020年7月17日金曜日

501XX大戦モデルにはヘビーオンスの生地が使われているのか?(その3)

 前回、とはいってももはや2年近く前の記事ですが、ユースドの大戦モデルとその先後のモデルについて、重さと生地の厚さを測って、巷でよく言われている「大戦モデルにはヘビーオンスの生地が使用されている」という説を検証しました。
 結果としては、大戦デニムとその前後のモデルとの間に重さ、厚さに大きな差は見られず、「大戦モデル=ヘビーオンス」という説には疑問が残るという結論に至りました。
  ただ、前回の検証は、いずれも相当色落ちが進んだ個体で比較をしたため、それぞれの摩耗度が大きく異なることもあり得ましたので、大きな自信が持てるというものではなかったのは事実です。
 幸いなことに、前回の検証の後、かなり色の残った状態で大戦モデルやその先後のモデルを入手することができました。今回は、より新品に近い状態の個体を比較して、「大戦モデル=ヘビーオンス」という説を改めて検証をしてみようと思います。

1 検証するジーンズのサイズと状態

 まず、今回の検証で比較するジーンズのサイズと状態を確認しておきたいと思います。今回の検証で用いるのは、
(3)503BXX 片面タブモデル(初期型)
(4)503BXX 片面タブモデルの4本です。
 このうち、(3)と(4)は、私のホームページではまだ紹介していませんが、(3)はフロントボタンを縫い付けた生地の下端が切りっぱなしになっており、片面タブの初期型で、その中でもかなり初期のものと思われます。(4)はイエローステッチとオレンジステッチが混在しており、かつ、サイドステッチが長いことから、片面モデルの中期と思われるものです。

左から、(2)大戦モデル、(1)1937年モデル、(3)片面タブ(初期型)、(4)片面タブ(中期型)

下から、(2)大戦モデル、(1)1937年モデル、(3)片面タブ(初期型)、(4)片面タブ(中期型)

 次にそれぞれのサイズを表にまとめてみました。
モデルウエストレングス
(1)503XXB 1937年モデル70cm66cm
(2)S503XXB 大戦モデル72cm77cm
(3)503BXX 片面タブモデル(初期型) ※リペアあり67cm78cm
(4)503BXX 片面タブモデル(中期型) 67cm75.5cm
 大きさを見ると、ウエスト・レングスの両方で大戦モデルが大きくなっており、これと比較すると、1937年モデルや2本の片面タブモデルは、ウエスト・レングスのいずれかで大戦モデルに比べて小さくなっています。
 なお、比較に際しては、4本のうち(3)には穴を塞ぐリベアが多く入っていることを留意する必要があります。

2 重さの計測

 「501XX大戦モデルにはヘビーオンスの生地が使われているのか?(その1)」でも述べていますが、大戦モデルの前後ではリーバイスは501XXに10オンスの生地を用いられており、他方で、「大戦モデル=ヘビーオンス」という説では大戦モデルには約20%重い12オンスの生地が使われていたと言われます。これが本当であれば、同サイズのジーンズで比較すれば、大戦モデルは約20%重く、厚いということになるはずです。

 それでは、それぞれの重さを測っていきましょう。

 まずは、大戦モデル。
643グラムでした。

 次に1937年モデル。
これは618グラム。

 最後に片面タブを2本続けて。
(3)の初期型は636グラム。

(4)の中期型は646グラム。

 まとめると次のとおり。大戦モデルを100としたときの他のモデルの比率も記しておきます。
 モデル 重量 比率
 (1)503XXB 1937年モデル 618g 96.1
 (2)S503XXB 大戦モデル 643g 100
 (3)503BXX 片面タブモデル(初期型) 636g 98.9
 (4)503BXX 片面タブモデル(中期型)  646g 100

 レングスが短い1937モデルがやや軽くなっていますが、それ以外はほとんど差がないと言ってよいでしょう。個体差や摩耗度の違いがあること考慮したとしても、到底、新品の状態で20%の重量の差があったとは考えられません。むしろこの結果からは、大戦モデルとその先後のモデルでは、生地の重さ(すなわちオンス数)には差がないと考えた方が自然です。そもそも、一番サイズが大きい大戦モデルが最も重くならなければならないはずですが、そうした結果にはなりませんでした。

2 厚さの計測

 大戦モデルの生地は肉厚だと言われることが多いので、今度は厚さを調べてみることにします。
 厚さの計測は、前回の「501XX大戦モデルにはヘビーオンスの生地が使われているのか?(その2)」でも用いたデジタルノギスを用いています。計測方法も前回と同様にウエストベルトの5ヶ所を計測し、その平均値を取ることにしました。
 計測結果は、次のとおりとなりました。
 モデル 厚さ
 (1)503XXB 1937年モデル1.08mm
 (2)S503XXB 大戦モデル1.04mm
 (3)503BXX 片面タブモデル(初期型)1.09mm
 (4)503BXX 片面タブモデル(中期型) 1.17mm
 
 結果を見ると、大戦モデルとそれ以外で有意な差があるとは考えられません。むしろ、計測の結果は大戦モデルが一番薄かったのですが、これは計測箇所や計測時の力の入れ方でばらつきが出てしまうことの誤差の範囲と考えていただければと思います。

3 検証のまとめ

  このように重さと厚さについて、より新品に近い状態のもので検証してみましたが、結果的には、前回の検証と同様に、大戦モデルとその先後のモデルでは重さ(=オンス数)も厚さも有意な差は見られませんでした。今回は、相当に色が濃く残っているジーンズで検証ができましたので、結論として、大戦モデルにヘビーオンスの生地が用いられているわけではないと自信を持って言ってもよいのではないかと思われます。


 以上で検証は終わりなのですが、最後に、なぜ「大戦モデル=ヘビーオンス」と言われ続けたのか考えてみたいと思います。

 まず、「大戦モデル=ヘビーオンス」と言われるようになった端緒について、青田充弘氏著「501XXは誰が作ったのか? 語られなかったリーバイス・ヒストリー」(立東舎)では、エドクレイ著「リーバイス ー ブルージーンズの伝説」(草思社)の中の記述にあるのではないかと指摘されています。少し長いですが、その記述を箇所を引用しておきます。なお、青田氏の著書では「大戦モデル=ヘビーオンス」という説に疑問が呈されています。

「一つだけ会社が応じなかった変更があった。それはデニムの重量の引き下げだった。ニューヨーク買付け事務所の所長をしていたオスカー・グローブルは、逆にもっと重いデニムを認めてくれるようワシントンに陳情に行った。生地の重量を引下げることは、綿の節約になるように見えながら、ダブルXズボンの強さを低下させ、そして結局は、基幹産業の労働者達によって、すぐに穿きつぶされてしまうだろう。グローブルの説得は功を奏した。デニムの重さは、十三・五オンスにまで増大した。」(P93)

 また、日本のビンテージブームに大きな影響を与えた「BOON VINTAGE Volume.1 リーバイスの歴史が変わる」(祥伝社)でも、この記述が以下のように引き継がれています。

「その一方で政府との確執もあった。簡素化の一環としてデニムのオンスの引き下げを戦時生産局は突き付けたが。これに対しリーバイスは断固拒否。オンスダウンは耐久性を損なうとして、逆にデニムの重さを13.5オンスまで引き上げさせた。結果、より頑丈さを増した501は、さらに皆の求める商品へと進化していった。」(P48)

 こうした記述が原因で「大戦モデル=ヘビーオンス」という説が言われるようになったことは間違いないでしょう。そして、その後も、この説が特に検証されることなく、今日まで言われ続けてしまうこととなります。
 今回の4本のデニムは片面タブ以前の生地ですので、その後のものに比べて柔らかく感じられます。ただ、大戦モデル以外は柔らかい中にも生地のハリが強く感じられるのに対し、大戦モデルは若干ハリが弱く、表面の感触もフンワリしたものになっています。例えば、糸の撚りが大戦モデルではより甘くなっているといる可能性はあります。こうした質感、特に手触りの違いが人によっては生地が厚いと感じる一因になっている可能性はあるのかと思います。
 また、邪推かもしれませんか、「大戦モデル=ヘビーオンス」としておく方が、古着業界やレプリカ業界にとって都合がよかったということは言えるのではないかと思います。ちなみに、本家とも言うべきLVCは、大戦モデルの生地について、黒っぽい色味にするなどの特徴は再現していますが、ヘビーオンスにはしていません。当のリーバイスが著名なエドクレイの著書の記述に従っていないというのは、興味深いところです。

 以上、3回にわたって「大戦モデル=ヘビーオンス」説の検証を進めてきましたが、今回の検証によっても否定的な結果が得られました。疑問が解消されスッキリした反面、未だに「大戦モデル=ヘビーオンス」と言われ続けている現状を考えると複雑な気持ちにさせる結果でしたが、それでも自分の中での大戦モデルの魅力や価値が下がったというわけでは決してありません。
 ヴィンテージリーバイスのディテールについては、リーバイスにある資料などが掘り尽くされ、かなりの部分が調べ上げられています。しかし、生地については、リーバイス社ではなくコーンミルズ社について調査されないと分からない点がほとんどで、資料が乏しいといった理由から未だに解明されていない点が多いように思われます。現状でも、宣伝や雑誌記事などに見られる情報には眉唾のものも多々あるのは事実です。
 デニムについてもインターネットなどを通じて様々な情報が得られるようになっていますが、それらの情報を鵜呑みにすることなく、実際に自分で実物と向き合っていくことが重要なのだ、今回の検証はそんなことを改めて考えさせるものになりました。